農作業時の熱中症予防に休憩の出来る日陰をホームセンターに売っている2m×3mのシェードを使って作りましたのでご紹介します。
以前作った単管パイプの小屋を活用したので簡単に取り付ける事ができましたよ。
使わない時はシェードを巻いて収納できる様にしましたので風や劣化の心配もありません。
↓動画でも同じ内容をわかりやすく説明しています↓
↓単管パイプを使った小屋の作り方は「簡単」単管パイプで田んぼの物入れを作るの記事を参考にしてみましょう
やり方
以前作った単管パイプの屋根部分からシェードを取付けて反対側に柱とロープで引っ張って日陰を作ります。
写真赤丸部分の木材に金具を使ってシェードの「ハトメ」を取り付けます。
小屋と反対方面は地面に直接縛ると日陰が小さくなってしまうので、先端に棒を建てて、棒からロープを地面に打ち付けた杭に向かって引っぱります。
キャンプのテントを真似しました。
必要な物
材料
- シェード2×3M(ホームセンターで購入した汎用のシェード。)
- U字型の止金具とカラビナ×4ヶづつ(止め金具はネジで固定する穴付きの物。ホームセンターの金物コーナーにて)
- 家庭菜園用のイボ竹2.1M(野菜などを保持するための棒)
- 結束バンド(屋外用)
- ビニールハウス用パイプ2M(家庭菜園用の金属製で細めのタイプ)
- 金属製の杭 長さ40㎝位(輪っかになっていて紐が結べる物)
- キャンプのテントに使うロープΦ5mm(専用部品(自在金具)と一緒に使用する)
- キャンプに使うロープの張力を調整する部品(通称・自在金具 ロープにハメて使う)
- 木ネジ Φ4mm×30mm程度(留め金具を木材に固定する用)
道具
道具は約7種類ほどで作ることが出来ます。
- 鉛筆・・・なくても出来るが、金具を付ける部分に印を付ける場合に使用
- プライヤー・・・突っ張り棒を加工する時に使用
- +ドライバー・・・金具を取り付ける際に使用。インパクトドライバーがある方は不要
- カッターナイフ・・・梱包開封や結束バンド切断時に使用
- トンカチ・・・杭を打ち込む際に使用
- インパクトドライバー・・・金具を取り付ける時に使用(無い場合は手動プラスドライバーでも可)
- メジャー・・・長さ等の確認に使用。何かとあった方が便利
今回は加工が少なく簡単取付ですので道具も少なく済みました。
取り付け
①金物・シェード本体
前回作った小屋の波板を留める下地木材にU字の金物をシェードのハトメの位置を考慮してネジで取り付けます。
ネジはΦ4mm・長さ30mmのナベ頭タッピンビスで2本づつ留めます。
今回使ったシェードはハトメが4か所あったのでハトメの位置に合わせて金物を取付けました。
メジャーや鉛筆を使って印をしておけば作業が楽ですよ!
家の壁にも取り付ける事は出来ますが、壁の中に下地が無い場合が多いと思うので強風時の使用はオススメできません。
②シェードの先端に補強の棒を結ぶ
結束バンドでハトメとイボ竹を先端の全箇所結ぶ(今回は4か所)
シェードをピーンと張り、結束したバンドの両脇をイボ竹のみ結束する。(結束部のズレ防止のため)
③先端部に柱を建てる
シェード先端部の両端のハトメに柱を建てます。
の予定が、
※パイプの径が大きくてハトメに通らなかった為、パイプの先端部をハンマーで叩いたり、ペンチで無理やり潰しました。
それでも入らなかった為、潰したパイプの先端にネジを無理やりねじ込みハトメに通すことにしました。
見た目が悪いので、金銭的に余裕がある方はキャンプ用品のテントタープを使用すると簡単に解決する事が出来ます。↓
④ロープで引っ張る
前工程でハトメに刺した柱の先端から地面に向かってキャンプ用のロープを張ります。
ロープを柱の長さ×2の長さに切り、自在金具を写真を参考に通します。
穴が小さくて通しにくいですが頑張ります。
金具を通し終わったらロープの両端部がほどけない様に火で炙って固めます。
地面に杭を打ち付けます。
この時ロープがハの字に張れるようにするのがポイントです。
ロープの張り方は自在金具をロープが1本側の方向にスライドさせるとテンションがかかります。
※左右のロープを均等に張ることでバランス良くシェードを張ることが出来ます。
完成(収納のやり方)
日陰になっているのわかりますか?
太陽の位置によって日陰は移動しますが、太陽に合わせて移動して休憩すれば快適に休息を取ることができますね。
収納の仕方
未使用時は根元の金具の位置までロープや柱を丸め込んで一緒に巻き取る事でスマートに収納する事ができます。
柱とロープを取り外したら、シェードの上(補強棒の所)にそれらをまとめて置きます。
そして先端から部品と共にクルクルと一緒に丸めていきます。
根元まで巻いたら、あらかじめ下地木材に縛っておいた紐で縛って収納完了となります。
屋根の波板がひさしになってくれるので雨や太陽による劣化も幾分防いでくれるでしょう。
まとめ
作業時間・・・1.5時間
掛かった金額・・・約8.5千円
難易度・・・レベル☆☆☆★★
反省点は柱の先端がハトメに入らなかったので参考にしていただける方はキャンプ用品のテントポールを最初から用意した方が仕事も速いしストレスなく出来るかと思います。
↓動画でも確認すると理解しやすいと思います↓
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